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26.天道虫 翠さま

言葉攻めあり名風早X黒沼です(^^)
「私小さい頃天道虫になるのが夢だったの」

“なれるはずないのにね”

いつだったかそう言う彼女のそんな夢が
あまりに可愛くて爽子らしくて
小さな爽子を想像しては口元が緩んだ



“天道虫 紅娘”

ふと知りたくなってネットで調べた
紅娘・・・

や・やばい!!

その言葉から想像してしまう爽子の艶やかな姿

真っ白な身体が俺の愛撫で紅く染まる姿は
まさに・・・紅娘だよな



「ねえ・・・爽子?」
「ん?どうしたの?翔太くん」


久しぶりに俺の家に遊びに来てくれた爽子

小さく座る爽子を覗き込む

「すごく好きだよ」
「えぇ??///」

「俺以外の男に行ったりしないでね?」
「俺・・・もう爽子だけだから」
「爽子は俺にとって最初で最後の女だよ?」

「わわ!あ・あのっ・・・//////」


爽子は顔を真っ赤にさせて慌てふためいている


「可愛い」
「もうダメーーーーーー//////」

爽子は顔を手で覆ってしまう
俺がそっと手に触れると身体をピクリと硬直させる


「爽子の顔見せて?」
「み・見ないでーーーーーーっっ」


あの日初めて抱き締めた日も
教室の戸を開けようとした俺に言った言葉


「爽子・・・そんな顔俺以外に見せないでね」


チュッ

わざと音をたてて口付ける数え切れぬ程あわせた唇



「~~~~~~~~~~~~~っっ」
「知ってる?」


俺は意地悪な顔を爽子に向ける
俺の言葉一つ一つに反応してくれるのが嬉しい

「天道虫って紅娘とも言うんだって」
「え?」
「爽子の夢叶ったじゃん!真っ赤だよ?」


余裕の笑みを見せる俺に爽子の顔は
どんどん紅くなっていく

真っ赤な耳
真っ赤な首筋に
唇を落としていく


あの日から何度も同じ季節を過ごしてきた

何度重ねても慣れることの無い熱
小さな吐息は何度も俺を翻弄させる



「それは・・・翔太くんだからだよ
 翔太くんが夢を叶えてくれたんだね」


あーーーーーーーーーーーーっっ
もう!

結局最後は俺がやられちゃうんだよね


「爽子が悪いんだからね!」

俺はギュッと抱き寄せて熱いキスを始める


「だったらもっと俺の為に真っ赤になって」

もう余裕の無い俺


白いシーツに波打つ黒髪
紅く色付く白い肌


紅く艶やかな彼女に
俺はまた何度目かの恋に落ちた

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