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Bon appetit(小夜子さま)

小夜子さまよりピン×矢野をいただきましたーW


真っ白な四角いプレートの上に飾られたフルーツの数々・・・

どれも綺麗に盛り付けられているが、チョコレートの存在を引き立てて
いるだけに過ぎない。







「どお?今年はちょっと変えてみたのよ?」

「あ?」




毎年毎年・・・折角綺麗にラッピングを施して渡しても、そんな外見には
目もくれず・・・
バリバリとコドモの様に剥がしては、中身のチョコレートにしか目が向いていない。

あやねは、今年こそ・・・もっと雰囲気のあるバレンタインにしたいと考えていた
のであった。


「ね?美味しそうでしょ?・・・これにシャンパンも付けるわよ?」

「なに今年に限ってそんな小洒落た事しんてんだ?」

ピンは、あやねからシャンパングラスとプレートを受取りテーブルへと置いた。

「なに言ってんのよ?大体ピンがいっつも、ものすごーくたかーいチョコでも
 味わいもしないで食べるじゃない?・・・だから今年はもう”チョコのみ”
 であげようと思ったのよ」

大体さ、ピン・・・食べられればいいって思ってるんじゃないの?
あやねもテーブルへと付き、冷やしていたシャンパンをピンへと渡した。

「なんだと!!ちゃんと食って感想言ってるだろーが!」

ほら?開けてよ?と、シャンパンを持つピンをあやねは煽った。

「どこが!あれのどこが感想な訳!?いっつも文句言ってるだけじゃない!」


パンッ!!


ピンはシャンパンのコルクを開ける。溢れてきたその液体は、ボトルを持つ手を
伝っていった。


「ホラ、グラスよこせ!おまえの選ぶチョコはどーも甘すぎるからな!」

「もうっ!だから今年は変えたのよ!いい?ちゃんと今年こそは味わって
 食べてよね!」

あやねの持つグラスにピンからシャンパンが注がれる。
あやねもボトルを受取り、ピンのグラスへと注いだ。



「じゃ、かんぱーい!」



小洒落た雰囲気に慣れていないのか・・・ピンの行動がいちいち面白い。
あやねは、そんなピンの姿を見てはクスクスと笑い出す。


「うふふ!やっぱり美味しい!ね?美味しいでしょ?」

ピンは、フォークでちまちまとフルーツを刺しては口へと運び、折角のシャンパン
を一気に飲干した。

「やっぱこんなんじゃ足りねーな!おい!もっとよこせ!」

「もう!?ちょっと!ピッチ早いってば!」

やっぱり変えてみても無駄・・・?
あやねはピンが差し出すグラスへとシャンパンを注いだ。

「ねえ!フルーツばっかり食べてないで、チョコレート食べてよ?」

わざわざ取り寄せたのよ?ほら!食べてみてよ!と、あやねはピンの前の
プレートをピンに差し出した。

「またどーせあめーんだろ?」

ピンは、そんなあやねに仕方ねーな・・・と、チョコレートをフォークに刺し、
口へと頬張った。


「お・・・!」

「ね?美味しいでしょ?」


ピンの表情が、みるみる変わっていくのを見たあやねは、
うふふ!美味しくない訳ないのよ!と、シャンパンを口へと運んだ。


「今年は・・・なんだ・・・ちょっと違うな・・・」

「うふふ!まだあるわよ?」


ピンはチョコレートをまた口へと運ぶ。
瞬時に蕩けるそのまろやかな口当たりは、今年は格別だった。
そして、またシャンパンを一気に飲干す。


「もっとねーのか!ほら!もっとつげ!」

「えー!チョコじゃないの?」

「どっちもだ!」


あやねはまたピンのグラスへとシャンパンを注ぎ、自分の分のプレートを
ピンへと差し出した。


「・・・ねぇ・・・美味しい・・・?」

「・・・悪くはねーな!」


あやねのプレートを受取ったピンは、残りのチョコレートも次から次へと
口へと運ぶ。


「・・・そこ、付いてるわよ?」

「・・・あ゛?」


あやねは、ピンの口元を指差し、ふふっと笑う。
ピンは、左側の口元を手ではらった。




「・・・うふふ!違う違う!・・・こっち・・・」



あやねはピンの顔へと近付き、その口元へと自らの唇を軽く押し当てた。



「な゛・・・!なにしてんだ!」

「・・・ね?オイシイでしょ?」



ピンは、酒の酔いのせいなのか・・・顔を赤らめその口元を咄嗟に手で隠した。




「・・・ったく、おまえ酔っ払ってんのか?」




ピンはプレートの上へとフォークをカシャリと置き、残りのシャンパンを
飲干すと、あやねの肩へと腕をまわし、そっと床へと導いていく・・・








「・・・・・どっちがよ?」















甘い甘い夜は始まったばかり・・・・








_________________________


☆あとがき☆

今回のお話は、未来設定です。
やのちんとピンが恋人同士なのか、結婚しているのかは・・・
どちらでもw♪

毎年毎年、折角のチョコレートwを、ピンはいつも有難がらないで
食してますw

そんな雰囲気を無視されているやのちんが、変化をもたらした
バレンタインです♪

結果wお酒の力なのかwやのちんの計画が上手くいったのか・・・w
どちらにせよ「オイシイ」バレンタインになり、
タイトルの通り、「召し上がれ」状態になってますw

きっとw雰囲気通り?に進んだバレンタインなので、
チョコレートも美味しかっただろうし、やのちんの事も
「美味しくw」召し上がったwピンでしたw☆
(おっとw卑猥だなw)

楽しんで頂けたら光栄です☆

小夜子

______________________________

小夜子さまありがとうございましたー!
なんだかピンやあやねちゃんが出てくるという事でドギマギしながらみてました!
だってだってめくるめく大人の世界じゃないですかー!
個人的にやっぱり2人は高校御付き合ってたらいいなっておもってたら・・・
やっぱりそうなんですねーWw
なんだか想像通りでうれしいです!
シャンパンを使用するのも2人らしいなーなんて(^^

素敵な作品をありがとうございました!


はる

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あやねがピンを喜ばせようと、すごく一生懸命な図が、とてもとても良かったです!好き合っているんだーって感じでニヨニヨしましたw
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