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18.日直:嬉々さま

【 カップリング 】:
風早X爽子

【 参加希望単語集 】:
18.日直
とりめ』






「黒沼、今日は一緒に帰れる?」




ここのところずっとお互いに友達との予定とかが入っていて

なかなか一緒に帰れなくて

今日はやっと予定があいたから

すぐさま黒沼に確認してみる。




「あっ、えっと・・・

今日は日直だから帰りちょっと遅くなっちゃうけどいいかな?」

申し訳なさそうに黒沼が言う。




「そっか。

じゃあ待ってるよ。

ここんとこずっと一緒に帰れなかったから・・・

今日は黒沼と一緒に帰りたいし。」

「うん。・・・私も。

なるべく早く終わらせられるように頑張るね。」




黒沼はそう言うと頬を少し赤らめた。




そんな黒沼を見て俺の胸はきゅんとする。




付き合って結構経つけどいまだに俺は

黒沼のほんの少しのしぐさとかにきゅんとしてしまう。







放課後になり

気がつけば教室には俺と黒沼2人きり


黒沼は一生懸命に黒板を拭いていた。

これは日直の仕事とはあまり関係ないのだけれど

黒沼はいつもみんなが少しでも気持ちよく授業を受けられるようにと

丹精こめて黒板を綺麗にしてるんだって。



「黒沼、俺もなんか手伝おうか?」

「ううん、大丈夫。

これは私の仕事なので。」

「・・・そう言うと思った。

でも俺もただぼーっとして待ってるのもなんだから手伝うよ。」

「じゃあ机を・・・きちんと並べてもらってもいいかな?」

「うん。」



いつもだったら机のことなんて気にならなかった。

けど今こうして机をきちんと並べてみると・・・



「もしかして黒沼

黒板だけじゃなくて机とかもいつもちゃんと並べてたの?」

「・・・うん。みんなが少しでも気持ちよく出来ればいいなって思って。」

「そっか。」



ほんとに黒沼らしい。

今日まで俺気づかなかった。

朝、学校に来て机が綺麗に並んでるのが当たり前って思ってたけど

あれ今までの全部黒沼がやってたんだな。



「もうこれで終わり?」

「あ、うん。

日誌はもう書いたので

あとは戸締りの確認をしたら終わり。」



戸締りの確認を2人でする。



「窓のカギは全部閉まってるし終わりだ。

これでやっと黒沼と一緒に帰れる。」

「・・・うん。」



「・・・黒沼、やっとひとりじめ出来た。」

ぼそっと俺は黒沼に聞こえないような声でつぶやく。

最近矢野と吉田に黒沼のことずっと独占されちゃって

今日はほんとに久しぶりなんだ。



「え?」

「ここんとこずっと一緒に帰れなくて・・・寂しかったな。」

そう言ってにこっと黒沼に微笑んだ。

「・・・私も。」

そう言って小さくうなずく黒沼。

「ほんとに?」

「うん。」

「一緒だ。」



2人微笑んで自然とみつめあった。

その時俺はあの時と同じでどうしても黒沼のことを

ギュッとしたくなって黒沼の手を優しく掴みぐっと引き寄せた。



「か・・・風早くん!?」

「ごめん。

でもどうしてもこうしてたくて・・・。

もう少しこのままでもいい?」

「・・・うん。

私もこうしてたい。」



教室の窓際

カーテンに隠れ

黒沼をギュッと抱きしめる。



黒沼の髪からはとても甘いシャンプーのいいにおいがした。



あの時は邪魔が入ったけど

今は黒沼と2人きり・・・



そっと黒沼から体を離す。



「黒沼、キスしてもいい?」

「え!?」

「駄目?

駄目だったら言って。」

突然の俺の言葉に黒沼はちょっと驚いたみたいだったけど

「・・・・・だめなわけないよ・・・・・・」

そう言って目を瞑った。



どきんどきん



心臓の音がドンドン大きくなる。



目を瞑る黒沼のやわらかなほんのりピンク色に染まったくちびるに

そっとくちづける。



「・・・ん。」

黒沼の息がもれる。




その時

突然



ガラッ



と教室のドアが開き

反射的に俺と黒沼はばっと飛びのいた。



「おい、黒沼日誌まだか!?」

とピンが入ってくる。



「ゴホッ、ゴホッ」

俺は変な汗とともに咳が出た。



「あ、先生すみません!

今、ちょうど持って行こうと思ってて。」



黒沼は黒沼で真っ赤になってパニクッてる。



「!?

お前らまさか

ストロベリータイムだったんじゃないだろうな!?

放課後の教室にふたりきりなんて!!

しょーたちょっと来い!!

お前はこれからみっちり説教だ!!

黒沼はさっさと帰ってよし!」



「え!?

そんなぁ。

今日はやっと黒沼と一緒に帰れると思ったのに。

黒沼、ごめん!」



「え・・・あ・・・うん。」




「なんでお前ばっかり!!

いつもいいことばかりだと思うなよ!!!」




そう言うピンにまたもや俺は引っ張られながら教室をあとにした。





おぉぉぉぉ!
ベリタイム!
その単語や雰囲気がもう企画にそっててきゅんきゅんさせていただいちゃいましたー!!!
風早の独り占め病は爽子ちゃん欠乏症からくるものなんだよなーって
しみじみ実感☆
いえー、ね。
爽子ちゃんに触れなきゃだめなんだよね、風早くんはWw
結局お預けになったんですけどーWW
ピンもまた凄いタイミングでくるなぁ。
ジョーと似たようなものなのかしら?ポジション的にW

本当に楽しませていただきましたー!
嬉々さま、ありがとうございました!!

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